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カルマ



君から奪った紅い血を
白い掌で掬えば零れ落ちて
ゆっくり逃げていく

虚ろになる瞳を擦り
独り己の罪と向かい合えば
償いきれなさそうで眩暈と立眩み

無限に拡がる闇を前に
いっそこのまま倒れてしまえれば..


「何の為に生きているの?」
その問いに断言出来る理由なんてなくて

それでも死にきれなくて現実にしがみ付いて


生き続ければ、いつか..
「その理由が分かる日が来るの?」

それすら分からなくて
それでも独りで死にたくなくて

現実にすがり付いて“生”の意味を探すカルマ


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目隠し




霧に隠された
答えは何処にあるの? なんて
解らない方が幸せ なのか

目隠しされた末 右も左も解らない
赤ん坊のように考えを止めてしまえば
其処に悩みは生まれないだろう

霧に隠された といって
何もかも飲み込んで包んでしまえばいい

そうすればいつか
隠された事 自体 忘れていくだろう

足を休める事も
立ち止まる事も せず
ただ時間に流されて生きるだけ

霧に隠された
その全てを初めから無かった事にすれば..

解らない方が幸せ になれるのなら
視界を遮って目隠し


pain



痛かったはずなのに
君は僕を見て「大丈夫」と笑った

表情一つ
無理矢理 取り繕う

傍目から見れば
ただの笑顔にしか見えない完璧さ

だけど、何故か無性に悲しくて

君が泣かない代わり
直視出来ない僕は伏し目がちに躊躇って
小さく唇の端を噛んだ

じんわり痛むそれが
きっと君の痛さなんだろうと
余計に悲しくなった

弱音でも泣き言でもいい
それが君の本音なら言わせてあげたい

無力過ぎる僕にも
もし力があるなら
それくらいで十分だから

「大丈夫」の一言を別の言葉に置き換えて
無理矢理 取り繕う表情を上書きして


痛かったはずなのに
君は僕を見て「大丈夫」と笑った

僕はただその現実を変えてあげたい


ワサビ



君といれて
何かうれしくて
一粒の雫が零れた

僕の涙を見て
不思議そうに思う君に
「泣いてなんかいないよ」
ただ雨が降っただけ…

素直になれない僕は
そう言って強がってみた


本当は君といれて
うれしくて
流したうれし涙なんだ

愛しくてずっと一緒にいたくて

「泣いてなんかいないよ」
ただ雨が降っただけ…

見え透いた僕の嘘に
何も言わずに頷いて微笑んでくれた


うれし涙
君といれてよかった

君を愛してる

Dear you



辛い事があって
耐え切れなくて泣いた時
“見て見ぬふり”する人の中で
君だけが声をかけてくれた

「大丈夫?」
泣いてる顔を見られたくなくて
人から離れて二人きり

ずっと一緒にいてくれた

「何があったの?」
その問いに答える余裕もなくて
分かってるのに泣き止めなかった


ほら 困った顔
すぐ泣き止まないから
困らせたのは私

それでも君は一緒にいた

「大丈夫?」
もう何回目か繰り返して
最後まで理由は言えなかった

泣き止んでからも
「大丈夫」
強がって言い張っただけで…


ずっと一緒に
最後まで見放さなかった君に
「ありがとう」
今さら言ってみる

「元気ですか?」
またどこかで会えたら
「久しぶり」
今度は笑顔で話したい


 

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